主人公であるリョウ・サカザキ、そしてユリ・サカザキの父であり、極限流空手の創始者。
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息子のリョウに負けるまでは不敗(藤堂竜白もタクマに敗れ去った格闘家の一人)であったが、それ以外はライバルであるリー・ガクスウ(リー・パイロンの師)と勝負が着かずに引き分けで終わっている。その強さからガクスウが「最強の虎」と呼ばれたのに対し、タクマもまた「無敵の龍」と呼ばれた。この呼び名は息子であるリョウ・サカザキに継承されることになる。
初代『龍虎の拳』の時より十年前、タクマは妻のロネットと共に不審な交通事故に巻き込まれて、ロネットがこの事故で死亡してしまう。この後、タクマはこの事故が自分に恨みを持つ何者かの仕業だと考え、真犯人を探し出す為にリョウとユリを置いて失踪してしまう。後にタクマは初代『龍虎の拳』のエンディングと『龍虎の拳2』のオープニングにおいてリョウとユリと再会するが、スーパーファミコン版の初代『龍虎の拳』で追加されたエンディング以外では『龍虎』シリーズにおいて「ロネット殺害事件」について語られる事は全くなかった。
初代『龍虎の拳』では最終ボスとして登場。天狗の面をつけた不敗の格闘家「Mr.カラテ」の正体であり、ギース・ハワードとタクマの接触を危険視した(当初は「『龍虎の拳』は『餓狼伝説』の過去」という設定は無かったため、『龍虎の拳2』の冒頭でこのいきさつが語られている)Mr.ビッグに娘ユリが誘拐されたため、やむなく彼に従っていた。その結果、息子リョウ、または弟子であるロバート・ガルシアと死闘を繰り広げることになる。ゲーム中ではリョウとほぼ同じグラフィックだが、能力はほぼ全てにおいてプレイヤーキャラクターであるリョウとロバートを上回っている。また、「龍虎乱舞」が使えない代わりに「覇王翔吼拳」が通常必殺技扱いのため、気力MAXでなくとも出すことができる(ただし、「虎煌拳」と同様に気力ゲージ残量の影響を受ける)。なお、彼を対戦で使用するには、Mr.カラテを倒している状態のメモリーカードが必要。
『龍虎の拳2』では天狗の面を取り、タクマ・サカザキとして参戦。今作では胴着の上を脱ぎ、上半身は裸のまま戦う。前作でのリョウとロバートとの戦いの結果、胸の古傷が開いたらしく、「ビルトアッパー」(虎咆)が使えなくなっているが、代わりに移動投げの「翔乱脚」を使うようになった。エンディングではこれまでの無理がたたり、リョウとユリに後を頼み、引退を宣言した。
『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下KOF)シリーズには『KOF'94』から登場。大門五郎との外見の類似を懸念してか、『龍虎の拳2』とは違い、胴着の上もちゃんと着ている。『'94』ではメキシコチーム、『'95』以降は龍虎の拳チームとして参加。『'95』では『龍虎の拳2』同様に一度引退宣言をするも、「裏館長になって裏から取り仕切る」という意味合いのため、『龍虎の拳2』と異なり本当に格闘界から引退するという意味はなかった。それを証明するかのごとく『'98』で復活、『'99』から始まったネスツ編では『2002』に至るまで一度も欠場していない。また、『2000』の龍虎チームエンディングでは逃げ遅れたキングを救うため、ゼロ・キャノン(衛星砲)の高出力ビームを「覇王至高拳」で撃ち抜き、弾き飛ばすという荒業までやってのけている。なお、『2003』の龍虎チームエンディングで、牙刀の父親と思われる人物に闇討ちを受けて入院しているが、『XI』ではチームストーリーの時点で殆ど回復している模様(ただし、人間ドックも兼ねて再入院している)。
操作キャラクターとして登場しない『'96』・『'97』の龍虎チームエンディングでは、天狗の面を被って「Mr.カラテ」を名乗り登場。『龍虎の拳』での死闘の末に正体もバレているはずだが、タクマ本人は本気で正体がバレていないと思っている。
『2000』でチームに入れたキングの才能に惚れ込み、以後は息子のリョウとくっつけて格闘技のサラブレッドを生ませ、極限流の跡継ぎ(3代目)にしようと企んでいる。ユリやロバートも巻き込んでの芝居はキングにバレバレだが、彼らの芝居とは関係なしにリョウとキングの仲は近くはなっている。ただし、『XI』のエンディングでの芝居は完全にやり過ぎだったため(あろうことか、ここでも天狗の面を被ってきた)、リョウはともかく、キングがレストランのテーブルをひっくり返して大暴れする原因になった。
このように『龍虎』シリーズでは比較的シリアスだが、『KOF』だと傍から見るとお茶らけて見える描写がなされている。
『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』では、初代『龍虎の拳』以来のMr.カラテとしての登場であり、Mr.カラテが通常の操作キャラクターとなるのはこれが初めて。本作ではオープニングデモや作中の立ち位置など、全般的に豪鬼と対比される形になっており、ボスキャラクターとして豪鬼が「真・豪鬼」となったのに対し、彼も「本気になったMr.カラテ」としてボスキャラクターとして登場している。
『餓狼伝説』シリーズのテリー・アンディ兄弟の養父であるジェフ・ボガードや、草薙京の父・草薙柴舟とは『'94』以前からの知り合いの間柄である。ただし、柴舟同様におやじチームの一員となったハイデルンとの間柄は不明(『'98』はストーリーのないドリームマッチなので、単に父親つながりでチームが編成されたとも考えられる)。
趣味はソバ打ち。だが、少しでも誉めると調子に乗り出し、一日中ソバづくしにされるため、サカザキ家では「ソバ」は禁句となっている。また、『KOF 京』で京が極限流ブラジル支部にやってきた時や、『2003』で弟子の門出を祝う時などにもソバを打った。
キャラクターの特徴
設定上、昇龍拳タイプの対空技がないことが特徴。『KOF』シリーズでは、子細は違えど『2001』まで一貫して必殺技に変更がなかった。しかし、『2002』で必殺技減少・「虎煌拳」の仕様の大幅変更など初めての変化が起きた。『SVC CHAOS』では『2001』までの仕様に戻っているが、「Mr.カラテ」としての登場ということもあってか昇龍拳タイプの対空技も導入されている。
技一覧
また、ここではMr.カラテとして登場した際の技も含めて紹介する。
特殊技
鬼車
瓦割り
桂馬打ち
飛車落とし
ボディブロー
ローキック
避け攻撃
ダッキング攻撃
アッパー
三角跳び
必殺技
虎煌拳
飛燕疾風脚
暫烈拳
翔乱脚
鬼神激
ビルトアッパー(虎咆)
猛虎 無頼岩
三戦の型
覇王至高拳
超覇王至高拳
気力溜め
鬼神撃
超必殺技
覇王翔吼拳
覇王至高拳
超覇王至高拳
極限虎咆
龍虎乱舞
真・鬼神撃
虎殺陣
超龍虎乱舞
声の出演
津田英治(『龍虎の拳2』以降の各種ゲーム)
大塚芳忠(ドラマCD・電撃CD文庫『ザ・キング・オブ・ファイターズ'94』)
関連人物
リョウ・サカザキ ― 長男
ロバート・ガルシア ― 弟子
ユリ・サカザキ ― 長女
藤堂竜白
キング
Mr.ビッグ
ギース・ハワード ― 敵対者、『餓狼伝説』キャラクター
ハイデルン ― '98・おやじチーム、2002UM・マスターチーム
草薙柴舟 ― 古くからの知り合い、'98・おやじチーム
鎮元斎 ― 2002UM・マスターチーム
ジェフ・ボガード ― 古くからの知り合い、『餓狼伝説』サブキャラクター